「地方創生」という上から目線。地元を支えるのは地元の企業

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突然ですが、地方創生という言葉、しっくりきていますか??

こんにちは、JOINTSPARKSの佐藤です。

私はこの言葉に、正直ずっと違和感を持っています。(これをリアルに言ったら怒られるかもしれませんが)

目次

勘違いコンサルに対する違和感

ここ数年、地方創生を語る人が本当に増えました。

セミナーが開かれ、レポートが作られ、ワークショップが企画され、キレイな資料が出てきます。横文字も飛び交います。地域資源の掘り起こし、関係人口、エコシステム、しかし、そこで語られている理想論の中に、実際にお金と人を動かしている人がどれだけいるのでしょうか。

補助金を原資にして、報告書を出したら終わり。その後の会社が続いているかどうかは誰も追いかけない。そういう場面を、私は何度か見てきました。

言葉は立派なのに、現場に何も残らない。これが一番もったいないと思っています。

今週、四国のエネルギー供給の会社を訪問しました

今週は四国に行ってきました。訪問先は、地元でエネルギー供給を手がけている会社です。

ガスなどの配送をずっと続けてこられた会社です。地域のご家庭にも、工場にも、毎日届けている。地味と言えば地味な仕事です。

しかし、この会社は、配送だけをやって満足していません。

地域密着型の商社として、地元の企業に新しい製品やサービスをどんどん展開されていました。困りごとがあれば持ち帰り、使えそうなものを探してきて、実際に導入まで持っていく。エネルギーを届けるついでに、地域の課題まで拾ってきているわけです。

驚くほど地元企業との距離感と信頼関係

今回の訪問で、地元の企業との距離が、圧倒的に近さに驚きました。

毎日のように顔を合わせ、何十年も取引が続いている。工場のどこに何があるかも知っている。だから「実はこれで困っててさ」という話が、自然に出てくる。これは外から来た人間には、絶対に真似できません。

私も訪問型の支援を続けてきたので分かりますが、信頼というのは資料の質では作れないんです。何度も足を運んで、約束を守って、時間をかけて積み上がっていくものです。

その会社は、その積み上げをもう何十年も続けている。そこにビジネスを乗せている。

だから強いし、感動します。

補助金ではなく、ビジネスで支えているか

私が思う地方創生と、世の中で言われている地方創生の違いは、ここにあります。

地元の会社が、ビジネスとして地元の会社を支えている。これが続くんです。

理由は単純で、儲かるからです。(身も蓋もない言い方ですが、これが本質だと思っています)

儲かるから続けられる。続けられるから信頼が積み上がる。信頼が積み上がるから、次の相談がくる。この循環が回っている限り、外から誰も来なくても地域は回っていきます。

逆に、補助金が切れたら終わる仕組みは、どれだけ立派な資料がついていても続きません。

現場を持っている人が、一番強い

私は製造業の現場に17年いました。

だからでしょうか、現物を持っている人、現場に入っている人の言葉を一番信用します。

トラックで毎日ガスを届けている人。工場のラインを毎日見ている人。ヘルメットをかぶって設備の前に立っている人。そういう人たちが持っている情報は、どんな調査レポートよりも具体的です。

地方創生を本気で考えるなら、そこにいる会社をどう応援するかを考えるべきだと思います。新しく何かを作る前に、すでに何十年も地域を支えてきた会社が、次の一手を打てるようにする。

私がやりたいのは、そちら側です。

地域を支えてきた会社が、新しい製品やサービスを扱えるようになる。その橋渡しをする。それが製造業に育ててもらった人間としての、私の役割だと思っています。

四国からの帰り道、そんなことを考えていました。


製造現場のDXや点検業務の課題について、お気軽にご相談ください。ヘルメットをかぶって、現場を見せていただくところから始めます。

#ものづくりをわくわくに #JOINTSPARKS

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