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ものづくり製造業はなぜワクワクしないのか?

JOINTSPARKS代表の佐藤です。
「ものづくりってワクワクするはずの仕事なのに…」
そう思いながらずっと国内・海外の工場で働いてきました。
本来、モノづくりには楽しい瞬間がたくさんあるはずです。
新しい仕組みを考えるワクワク
自分のアイデアがカタチになる喜び
製品が世の中で役立つ誇らしさ
特に自分の新卒の頃は家電競争の全盛期。たくさんの電機メーカーが挙って性能スペックで競い合い、ブラックボックス技術という言葉が流行っていたころでした。そんな中で、いつかは自分のアイデアを大企業の製品に活かして、世の中に貢献したい!
でも現場に立つと、そんな気持ちをかき消すように「出荷責任」という重圧がのしかかってきます。
のしかかる出荷責任
製造現場で働けば、現実はこうです・・・。
今日も不良を出さずに納められるか?
設備トラブルでラインが止まらないか?
出荷遅延で顧客に迷惑をかけないか?
そんなプレッシャーの中で、ものづくりが「楽しさ」ではなく「責任」に変わってしまうのです。
私自身、毎日がトラブル対応で「とにかく止めるな!」の一点張り。
気づけば、新しい発想や挑戦よりも「無難に終える」ことが優先されていました。
これでは、本来のモノづくりのワクワクからどんどん遠ざかってしまいます。
だからこそ私は今、「製造現場改革プロデューサー」として外から関わり、現場に“楽しさ”を取り戻すお手伝いをしています。
現場に根づいた改善が進めば、責任に追われるだけの日々から、やりがいと達成感を取り戻したい!
ものづくりは、本来もっと面白い仕事です。
その感覚を現場に取り戻すために、これからも挑戦を続けていきます。
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