
こんにちは、JOINTSPARKSの佐藤です。
製造業に17年携わってきた中で、同じ業界にいながら、まったく違う道を歩んできた二人をよく見てきました。今回はその実体験を交えながら、話したいと思います。
同じ現場で見てきた、二つの道
一人は某有名大学を卒業し、実家も裕福で、本社ビルの立派なフロアで働いています。
友人関係も財閥グループの子息が集まる輪の中にあり、生まれた時点ですでに多くのものを持っていました。
もう一人は学歴もごく普通で、特別なコネもありません。
ただ現場で信念を持って仕事に取り組み、失敗を重ねながらも役職を積み上げ、今では立派な地位を築いています。
実力だけで比べれば、後者のほうが有能だと思いますし、どちらかと言えば、そういう人とつながっている方が気持ちよく仕事も出来ます。
地道に汗をかいて、現場で結果を出してきた人だからこそ、共感しあえる事が多いのです。
商談の現場で起きていること
しかし現実の商談の場では、話が変わります。
財閥グループの誰々の紹介だから発注する、あの家系とのつながりがあるから話が通る、そういう場面を私は何度も見てきました。実力ではなく、生まれながらの知名度や財産の重みが、そのまま取引の重みになってしまう。
地道に努力して積み上げてきた人よりも、生まれながらに持っているものの方が強い場面が、今の社会にはまだたくさんあります。
AI時代に何が変わるのか
これからAI時代になって、結局何が起きるのでしょうか。
財閥パワーはこれからも消えないと思います。
しかし、実力のある人が、財閥パワーを介さずに直接評価される道があると期待しています。
財閥企業の強さの正体は、血筋そのものではありません。分厚い組織力です。
提案書を仕上げる部署がある、多言語対応をする通訳がいる、市場調査をする専門チームがいる。
個人がどれだけ実力を持っていても、これまではこの「組織の厚み」に一人で立ち向かうことができませんでした。
だから最後は、誰の紹介か、どの家系とつながっているか、という話に戻ってしまっていたのです。
しかし今は違います。私は独立してから、深夜に一人で提案資料を作り、その場でドイツ語や英語に訳し、翌朝には海外の取引先に送るということを普通にやっています。
以前なら、これは営業部と翻訳担当と資料作成担当、何人ものチームが必要な仕事でした。今はAIが、その組織の仕事を一人分の机の上でやってくれます。
財閥企業が十人がかりでやっていることを、実力のある個人が一人でやれる時代になった。ここが決定的に変わってくるのでは無いでしょうか。
実力者が武器にすべきこと
だから、実力のある人がやるべきことは一つです。
現場で結果を出し続けるだけでは、これまでと同じように財閥パワーに埋もれてしまいます。
AIを使って、これまで大企業にしか作れなかった水準の提案、資料、発信を、自分一人の手で作り続けること。
組織の厚みで負けていた勝負を、個人の瞬発力で戦える勝負に変えること。これがAI時代における実力者の武器だと私は考えています。
財閥パワーと真正面からぶつかる必要はありません。
財閥企業が時間をかけて動く間に、実力のある個人はAIを使って先に動いてしまえばいいのです。
製造現場の責任として、私はこれからも地道な実力を積み上げてきた人間が、正当に評価される道を作っていきたいと考えています。
実力はあるのに、なかなか正当に評価されないと感じている経営者様、技術者様は、ぜひJOINTSPARKSまでお気軽にお問い合わせください。

コメント